猫や犬が飼われるようになった歴史

猫や犬が飼われるようになった歴史 猫や犬がいつ頃からどのようにペットとして飼われるようになったか、その歴史は気になるところではないでしょうか。
昔はどちらも野生動物でしたが、やがて家畜化されて人間と一緒に生活するようになります。ただ、タイミングは大きく異なっており、最初は1万5千年ほど前に犬が先に家畜化されたと見られます。
また1万2千年ほど前のものと思われる遺跡がイスラエルで発掘されていて、人間とペットが一緒に埋葬されていたことが分かっています。家畜化の理由は、人間の狩猟の際に獲物を追い掛けたり捕まえるのに役立つからで、集団生活に馴染みやすいこともあり家畜化されたと考えられます。
一方の猫の家畜化は、人間が穀物の栽培を中心とした生活を始めてからで、穀物を荒らすネズミ対策でペットとして飼われるようになった歴史があります。
元々はいずれも生活に役立つことから飼われ始めていますが、その後人間のパートナーや愛玩目的で飼うようになり、現在のペットに定着したといえるのではないでしょうか。

犬と猫とでペットとしての飼いやすさの違い

犬と猫とでペットとしての飼いやすさの違い 日本でペットとして人気のある動物と言えば犬と猫です。どちらも圧倒的な人気でツートップとして君臨しています。あなたはどちら派ですかという問いには、多くの人が独自の好みを持っており、意見が分かれるのが面白いところです。
ペットとしてみると、その2つの違いの大きなところは散歩の有無と言えるでしょう。猫は家の中で放し飼いにしていればいいですが犬はそうはいきません。毎日2回、定期的に同じコースを散歩してフンをさせてあげます。フンは放置してはいけないので飼い主が拾いますが、慣れるまで大変な作業です。
散歩はコミュニケーションだけでなく必須の作業のため、特に天候が悪い日の事を考えるとかなりの労力だと言わざるを得ません。頭数が多い場合にはさらに大変になりますが、家族が風邪を引いたなどの状況でもやらなければいけないことを考えて、飼うかどうかを決めるべきなのです。
かわいさについては諸説あり、論争になるので明記しません。